節電と中小企業 2012 6 9

 政治家は、安易に「節電」と言うけれど、
これは、「中小企業いじめ」をしているようなものかもしれません。
 2012年6月8日の日本経済新聞Web刊には、このような記事がありました。
「夏の節電、中小企業に遅れ 自動車増産で対応難しく」
 経済産業省は8日、経済産業局長会議で、
夏に向けた節電の準備状況を集約した。
 全国で中小企業の準備が遅れているほか、
自動車産業からは「増産で電力使用量を減らせない」と訴える声があがった。
 省エネ設備の導入が進む大企業に比べて、
中小企業の準備は遅れる傾向にある。
 九州は「自動車の生産増で部品メーカーの受注が増えており、
電力使用量を減らすに減らせない」と指摘した。
 北海道は「節電期間がサケ・サンマの漁期と重なる」と報告。
「農業や漁業といった1次産業の節電対応には限界がある」との指摘があった。
東北も「夏は観光のトップシーズンで工夫が必要」と、節電に向けた苦労を訴えた。
(以上、引用)
 日本企業というと、つい大企業を連想しますが、
実は、日本企業の99%は、中小企業です。
 そういう基本的な認識が、今の政治家にはないので、
結果的に、政治家が「中小企業いじめ」をすることになるのでしょう。
 何のために政治家になったのか。
結局、自分の権力欲を満たしたいためなのか。
それとも、人気取りをしたいのか。
それならば、芸能人になるべきです。
 今の政治家が、企業の経営者になったら、
何回も企業を倒産させることになるでしょう。
しかし、そういう人たちが、日本国を経営しているのです。











































































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